2015/12/27

weight control

バンドの方向性で肉体改造することが決まりました。

やっぱり本当にいい音を出すためにはある程度の重量が必要、そんな会話がエスカレートして、
なぜかリハーサルの後にスポーツショップに。。。

ドラムの永山君は以前にプロテインを使用したが、見ての通りガリガリくんを脱出できなかったとか(この逸話で私は笑い崩れる)。
ベースの落合君はこれを機に、重いリストバンドをつけて ドラゴンボールみたいなプレイヤーになるとか。

自分はプロテインココア味!!
暖かいミルクを注いでほんわか。

「やっぱりピアノを練習した後はプロテイン。なんだかホッとするね。」  
(モリ○ガ、っぽく)

2015/12/13

black and white

富山演奏ツアーのときに買ったラーメンがおいしい。
そのままでもおいしいのだが、すごい発見をしたのでお伝えする。

白と黒でイメージ作りをプッシュしている富山の皆さんには大変もうしわけないんですが、
白と黒のスープをブレンドしたときに異様においしいのです。

黒の香ばしさと、白の磯臭さが、いい感じに絡み合う、

富山名物、白でも黒でもない中途半端ラーメン 、いぇい。

***演奏スケジュール***
******公開音源****** 
 

2015/12/07

reborn

怪我をしました。再生しました。
とにかく、手じゃなくてよかった。
以下、18歳未満のかたはスクロールしないでください。 











あえっ!!

いうっ!!

えおっ!!

あっ!!

おぉぉぉ!!

ぽ、、、ポロリもあるよ!!

2015/09/26

bohemian glass

「大事なボヘミアグラスを割りたくないから」

そう言って買ったんだ。

食器乾燥トレーを。

背の高い、ボヘミアグラスでできた綺麗なワイングラス。とてもお気に入り。

こいつを割りたくないから、丁寧に食器を並べよう、って思ったんだ。

そして、今日、そのトレーをキッチンに設置した、、、

設置したその瞬間!! 

あれっ?こんなところにワイングラスが?隣接していた!?


ちょんっ、、、、ぐらんっ、、、、ガッシャーーン。。。。。。

ボ、ボ、ボヘミアーーーーン!!!!


すさまじい鋭利な形状に。。

そして粉末状のガラスが広範囲に。。

明日、レコーディングを控えている。怖くて掃除もできない。


「大事なボヘミアグラスを割りたくないから」

そう言って買ったんだ。。。



僕は、僕よりみじめな動物を知らない。

***演奏スケジュール***
******公開音源****** 

2015/09/22

artist

なんとなく散歩してたら、巨大なミュージックフェスティバルが開催されていた。
夏の終わりの最後のデカイやつだな~、なんて、
会場の外をぐる~っと回ってみたら、けっこう音が聴けちゃうし、少し会場の装飾や雰囲気が見えるところもあった。

ところで、ジャズだとあまり縁がないかもしれないが、
近年のポップミュージックの会場の装飾は本当にすごい。
どんだけデカい液晶を何枚つかうんじゃ~
どんだけレーザービームが突き刺さるんじゃ~
火薬おおすぎじゃ~

ああいうのって、使いまわしできる部分少ないでしょうし、
フェスティバルごとに違うデザインを作るし、
フェスティバルじたいそんなにたくさんないし、
けっこうスクラッチから作り上げるところが多いのではないか?

あれの構成を考える人。あれらを音楽に合わせて躍らせる人。
演奏してるアーティスト以上にアートな思考の人が作っているんじゃないか?
もしかしたら歌手は、いつ誰があの火薬をボンってやるのか知らないまま歌い続けるかもしれない。 
あれを作る人もアーティストとしてクレジットされていいよね~、なんて。


2015/08/23

swing swung swung

「はい、そこぉ。そこのswingしないやつ、死刑~~」

とか言う先輩が学校のジャズ研とかにいたらとても楽しそうですよね(笑)



でも結局、僕にはswingの原理はわからなかった。(まだ死んでないけど)


自分の演奏がswingしてる、って感じるまで何回も弾きなおしたmidiデータの配列を後からじ~~っと眺めても、いったい何が原因でswingしたのか理由はわからなかった。

swingして聞こえやすい譜割りとか、レイドバックして聞こえるような譜割りとか、
16分とか32分の分解能で書き留めてみたりもしたけど、数日経ってから弾きなおしてみると、イマイチだな、、、と思って捨ててしまった。


でも、気持ち良いswingを感じる心はまぁまぁ育った。
自分の音、他人の音を聞いていると、そしてうまくきっかけをつかむと、なんだか音と心が同時に転がりだすような感覚、それはきっと身に付いたような気がする。
(すんません、クラシック上がりだから後から身につきました。そういう感覚ネイティブではあまり持ち合わせて無かったかも。)



でも、なんでそういう気持ちになるのか、完全なレシピはわからない。。。。
だから、 そういう状態に陥りやすい条件、経験則、たくさん知って、たくさん聞いて、たくさん聞き返して、そこに行く確率をあげておこう、そういうトレーニングをしよう、

なんて思ったりするです。


そんでもって、swingの話題で白熱してきたら、
ここぞとばかりに"愛"とか"宇宙"の話にすりかえよう!!(笑)

2015/06/29

improvisation 2

前回のウザい記事の補足


言うまでもないですが、ある程度のフロンティア精神、チャレンジ精神がジャズには必要だと思います。変化や挑戦の歴史がジャズの歴史だから。
でも、難しいことに挑戦すること、それ自体が目的となっていると、決してベストミュージックは生れない、っていうのも確信が持てます。。。

提案、
他人の演奏を鑑賞するときに「難しい曲なのにアドリブが取れてすごいなぁ」っていうパラメータ、
とりあえずこれを捨てたほうがいいのではないでしょうか、なんつって。

***演奏スケジュール***
******公開音源****** 

2015/06/28

improvisation

私はなぜジャズ人口のほとんどの人がimprovisation(即興演奏)が好きなのかわからない。

と、言ってる自分も即興が大好きであり、人生の多くの時間をそれのために費やしてきた。
それにも関わらず、なぜ自分が即興演奏を好きなのか理由がわからない。


「音楽とは言語に近い存在である」という思いはかなり昔から確信を持っている。
だからimprovisationこそが自然な会話であり自然な表現がもっとも露骨に表れるはず。
きっとそれは間違いないと思う。

だがしかし、自然なおしゃべりが一番優れた表現方法かどうかは疑問が残る。
ショー、芸術、文学、推敲して傑作を練り上げるものが圧倒的に多い。

それから、おしゃべり能力には個人差もある。
たわいのないおしゃべりが上手な人もいれば下手な人もいる。

優れたビジネスプレゼンテーションができる人。結婚式のスピーチで発作を起こす人。
無口だけどブログでは饒舌な人。
いろいろある。

にも関わらずジャズを志すと全ての人が"たわいのないおしゃべり上手"を目指す。
なぜなのだろうか?
本気でわからないので、誰か教えて下さい。

今日思いつくところ、この文化は建設的な人格と傲慢な人格と両方で成り立っているような気がする。

それでは建設的な意見どうぞ、
「状況に応じて的確なリアクションが取れるような演奏を目指せるから即興は素晴らしい」
「真にリラックスして演奏したときに生れるアーティキュレーション、それに全てをささげます。」
「譜面に書き起こすほどのことでもないつぶやきやアイデアを絶妙なタイミングで繰り出すと、
予定調和型では体感することのできないグルーブ体験が時々起こるのです。」

傲慢な意見どうぞ。
「ちょっと行為自体が難しいから燃えるじゃん!?」
「だって、即興かっこいいじゃん!?かっこいいよね!?あれっ!?」
「拙者、そこに山があるから登る、それだけのことでござる!!」
「グリップ走行(書き起こし)のほうがタイムアタックでは有利だけど、ドリフト走行(アドリブ)のほうがかっこいいからついつい!?」

半分冗談だが、半分は本気で、この傲慢さが人々に憧れを誘ったのも事実だ。
チャリーパーカーは、多くの人の共感を誘うような流線型の音列で人々を魅了しつつ、
とはいえ多くの人には真似できない難解な技法を即興演奏で提示した。
この共感できそうで完全にはできないモノをたしなむことができると、なんだか知的な人になったような気がしてくる。。。これが傲慢がエスカレートする歴史の幕開けかもしれない。

ジャイアントステップでアドリブがとれるとどんないいことがあるのか?
難しい変拍子に対応できるとどんないいことが待っているのか?
その試行錯誤でベストミュージックが生れるかもしれないし、生れないのかもしれない。

わからないけど、
とりあえず私はできるようにしておかなければいけないような衝動にかられる。他にとりえも無いから(笑)  

***演奏スケジュール***
******公開音源******





2015/04/11

4/18 pignose cancel

楽しみにしていた4/18ピグノーズのセッションホストは諸事情でキャンセルさせていただきました。
申し訳ありません。私の代わりにピアニストの田山さんをお迎えしてセッションは開催されます。

2015/03/01

Tap (movie)

ピアノばかり練習していないで、少しはタップのことも勉強しなさい!!
ちゃるちゃんは言わなかったが、ほいっ、と貸してくれたので、ぽちっ、と鑑賞。

私は踊りのことはさっぱりわかっていないですが、
しかし、この映像はスゴすぎてドン引きです!!
はっきし言って、意味わかんないです。
何、この人たちの身体能力 !?
主人公も凄いが、引退したのに熱いハートを持ち続けている
爺さんたちがハンパない!!
もう、NYの地下鉄で爺さんが立っていても決して席は譲らないことに決めました。
技を極めるのはなんの世界でもすごいことでしょうが、、
この件はあまりにわかりやすくてスゴかった。誰が見てもこの迫力は伝わると思う。 


2015/02/24

Nagoya Rhythm


"かんわ" がいったい何なのかわからなかったのですが、
名古屋人に聞くと、
 「もっとリズムを鍛えれば君にも聞こえてくるはずだ。」
とおっしゃる。

かんわ、(い)かんわ、(あ)かんわ、ヤバイよ!!
裏拍から始まっていたという説だ。

いちど、
かけてごらん、
ものすごく、
おいしくて、
ヤバイよ!!

2015/02/10

poly rhythm 2

前回、実の無い投げやりな問いかけで終わってしまったのでちょっとだけためになるような、ならないようなお話。



前回の例みたいなやつ、、
1 2 3 1  |   2 3 1 2   |  3 1 2 3   |  1 2 3 . . . . .
こういうので着地が不安になることがある人


リズムが3 x 4 なのはわかっちゃいるけど、私はドラマーじゃないし、コード進行はあくまで4 xで進むじゃないか~
C           |C           |Dm         |Dm
1 2 3 4     1 2 3 4     1 2 3 4    1 2 3 4

だから困っちゃうんだよね~、みたいな人、

学生の頃に考えた必殺技なのですが、目に入るもの、壁のガラとかシミとか、なんでもいいけど
4の倍数のものを目で追ってカウントするとなんだか安心しましたよ(笑)

思い返すと、これは、
目のキョロキョロが4 x を刻んでいて、
心の叫びは3 x を刻んでいたのでしょうか。

あと、心での叫びかたですが
1つカウントするのにイ・チって二音ある日本語は効率悪いので、何かゴロが良い単語とかを繰り返すのもいいかもしれません。多くの日本人の苗字は4音だから4 x を刻むのに最適ですね(笑)

餅図

気持ち

ズキ藻

血好き。。。

アホですね。


あと、長くパターンが続くと、 4 x の小節線はとらえられるけど、結局コード進行があまり感じられない、という事態も経験済みです。コード進行って実際は2小節単位とか4小節単位で感じるものですからね。そこで重宝した呪文が白鍵を一個増やしてしまったという大発明(笑)必殺のポレミファソラシドです。

C                    |
ポ レ ミ ファ      


C                    |      
ソ ラ シ ド


Dm                 |
 ポ レ ミ ファ   


Dm                 |      
ソ ラ シ ド

これなら3x に分解されても、

ポレミ

ファソラ

シドポ

レミファ

ソラシ

ド |   (あぁここがコード的には一周期かな)

ポ~  (じゃぁ、次が頭だな)


とか、なんとか頭の悪そうなことかいてますが、聞きなれないものを必死で追うときにこういうことを考えたこともあったなぁ、ということで、日ごろ自分の辞書にあるリズムを聞いているぶんにはポ~~~、って壊れてないですからね(笑)

こうやって振り返ってみるとどうやら自分は、

・奇数のアクセントは奇数で感じたい

・でもコードが 4x で進行しているから不安になる

・4の倍数や8の倍数を知らせてくれる戻りアドレスみたいな誰かに助けられると安心する


そういうことらしいですね。












2015/02/08

poly rhythm

パフュームの話題ではない。
普通にポリリズム の話題。
今日、ipodをなんとなく聞いていて、何かのCDの難しいドラムのパターンでロストしてしまい、
巻き戻し巻き戻し、今度はちょっと集中して聞くぞ、むむむむむ、、、ふ~、そういうことだったのか、、
今の、本番中じゃなくてよかった。共演者に今のをやられたら危なかった。。
みたいなみたいな。。。


本当にジャズミュージシャンってどうしてこんなにエスカレートするものなのか、ってくらい聞き取るのが難しいものもある。敵も見方も欺いては本末転倒なのだが、ある程度玄人向けの音楽でOKっていう文化になってしまったのでしょうがないっすよね。みんながんばるっきゃない。。


実は私も、どう感ずるのが正しいポリリズムの楽しみ方なのか正解がわからないことがある。
簡単な例では

1 2 3 1  |   2 3 1 2   |  3 1 2 3   |  1 2 3 . . . . .

こんなんがある。これって、

ケースA. 3拍子を4回繰り返せばピッタリ~、と感じるのが正しいのか?

ケースB. あくまで、自分の心の中では小節の頭にアクセントを感ずるのが正しいのか?

ポリリズムって言葉の定義は、複数の拍子、
この例では4拍子と3拍子が同時進行している、っていうことなのだが、
実際のちょっとトリッキーな演奏においては、
4拍子の曲なのに、おもいっきり3拍子のアクセントのほうが主張が強い状態になる。

どう感ずることが正解なのか?演奏している人にとってはどっちが主成分なのでしょうか?
(アホくさ)

私の場合、自分の辞書にあるリズムパターンだとケースBみたいにオリジナルの拍子の小節の頭にアクセントを感じたまま譜割りが頭に浮かびます。
でも、知らないリズムパターンだと、ケースAに近いセンスになります。

玄人の皆さんがもしこれを読んでいたら笑われてしまうかもしれないが、
今度お会いしたときに説教でもしてやってください。。。


2015/01/07

over view Comrade Conrad


Bill Evans大先生の曲でComrade Conradというのがあります。
練習すると、あまりの大変さにコムラがえりになってしまう 、というギャグはあまり浸透していません。。。

すごい難曲だと昔から噂されていましたが、実は弾いたことがありませんでした。
勉強不足で申し訳ない。
お弟子さんに話題にされて、なんだっけなんだっけ、と思い出してみました。
 
で、市販の楽譜を見ても別に特別難しいことは見当たらないのです。
問題は、この曲でインプロするときで、

・毎コーラス転調させて、All keyめぐっていく習慣があるらしい。
・コーラスの半分で4拍子と3拍子を切り替えるのが習慣らしい。

これに従うのが大変とのこと。


ただ、個人的に思ったのは、
転調させる苦労と音楽的な魅力は比例しないだろうなぁ、なんつって。。

人間は音楽に感動するのであって、
"ソラで転調できちゃう職人技"には別に感動しない。

だから、その"転調すること"にエネルギーを使うくらいなら、
最初から転調済みの楽譜を用意して、参照しながら弾けばいいじゃん、、、と思ってしまったのだ。
 (あぁ、だれかに叱られそう)

All keyめぐっていく過程をコンパクトに まとめてみたら、1枚の紙に収まりましたとさ。

めでたしめでたし。そんだけっす。





2015/01/01

2015 1st post

何年かぶりに、
紅白歌合戦を見た。
見ている最中に、greatな先輩ミュージシャンから共演のオファーをいただいた。
やっほーい、2015年、せいいっぱいがんばれるぞぉぉ、 と喜ぶのもつかの間、
フィナーレの松田聖子さんがガチガチに緊張している頃、
「ごめん、手違いがあってダブルブッキングがおきてしまって、さっきのなしで。」
というキャンセルの連絡をもらってしまった。。。

それでも2015年、がんばります。なにか問題でも!?


紅白歌合戦を見ていて思ったこと、
歌を歌うということは全人類だれでもできること、
けれどそれを常人にはできない圧倒的な水準の高さであり続けようと
努力した人々、
(まぁ努力させられた人、踊らされている人、本業じゃないけどなぜかブレイクしてしまった人も混ざっているでしょうけど)
彼らが総勢で作り上げる栄えあるステージはやっぱりとても華々しいです。


現代においては音楽教育も身近なものになり、
楽器を弾ける人口は増えたと思います。
絶対音感を子供にうちに身に着ける人口も増えたと思う。
オンライン上に情報はあふれ、さほどお金を投資しなくても強い意志さえあれば自己啓発はいくらでもできるようになりました。
それでもまだ、外国語を話せる人と話せない人、それと同じくらいの敷居が残っています。

だからなおさら、歌のプロフェッショナルって本当にすごいなぁ、って思ったのと、
おかぁちゃん、なんの取り得もないオイラに小さいうちからピアノを与えてくれてありがとう、ってのと同時に思いました。