2015/01/07

over view Comrade Conrad


Bill Evans大先生の曲でComrade Conradというのがあります。
練習すると、あまりの大変さにコムラがえりになってしまう 、というギャグはあまり浸透していません。。。

すごい難曲だと昔から噂されていましたが、実は弾いたことがありませんでした。
勉強不足で申し訳ない。
お弟子さんに話題にされて、なんだっけなんだっけ、と思い出してみました。
 
で、市販の楽譜を見ても別に特別難しいことは見当たらないのです。
問題は、この曲でインプロするときで、

・毎コーラス転調させて、All keyめぐっていく習慣があるらしい。
・コーラスの半分で4拍子と3拍子を切り替えるのが習慣らしい。

これに従うのが大変とのこと。


ただ、個人的に思ったのは、
転調させる苦労と音楽的な魅力は比例しないだろうなぁ、なんつって。。

人間は音楽に感動するのであって、
"ソラで転調できちゃう職人技"には別に感動しない。

だから、その"転調すること"にエネルギーを使うくらいなら、
最初から転調済みの楽譜を用意して、参照しながら弾けばいいじゃん、、、と思ってしまったのだ。
 (あぁ、だれかに叱られそう)

All keyめぐっていく過程をコンパクトに まとめてみたら、1枚の紙に収まりましたとさ。

めでたしめでたし。そんだけっす。





2015/01/01

2015 1st post

何年かぶりに、
紅白歌合戦を見た。
見ている最中に、greatな先輩ミュージシャンから共演のオファーをいただいた。
やっほーい、2015年、せいいっぱいがんばれるぞぉぉ、 と喜ぶのもつかの間、
フィナーレの松田聖子さんがガチガチに緊張している頃、
「ごめん、手違いがあってダブルブッキングがおきてしまって、さっきのなしで。」
というキャンセルの連絡をもらってしまった。。。

それでも2015年、がんばります。なにか問題でも!?


紅白歌合戦を見ていて思ったこと、
歌を歌うということは全人類だれでもできること、
けれどそれを常人にはできない圧倒的な水準の高さであり続けようと
努力した人々、
(まぁ努力させられた人、踊らされている人、本業じゃないけどなぜかブレイクしてしまった人も混ざっているでしょうけど)
彼らが総勢で作り上げる栄えあるステージはやっぱりとても華々しいです。


現代においては音楽教育も身近なものになり、
楽器を弾ける人口は増えたと思います。
絶対音感を子供にうちに身に着ける人口も増えたと思う。
オンライン上に情報はあふれ、さほどお金を投資しなくても強い意志さえあれば自己啓発はいくらでもできるようになりました。
それでもまだ、外国語を話せる人と話せない人、それと同じくらいの敷居が残っています。

だからなおさら、歌のプロフェッショナルって本当にすごいなぁ、って思ったのと、
おかぁちゃん、なんの取り得もないオイラに小さいうちからピアノを与えてくれてありがとう、ってのと同時に思いました。