ちょっと前に劇場で映画を見ていて、
主人公のセリフの中に
「あっ!?これだ、僕が言いたかったことは。。」
というのがありました。
正確なセリフは僕も暗記していないので、あとで復習して調べたいくらいですが、
要点を僕のフィルターにかけて言い直してみたい。
田舎の牧場で育った少年が家出をして、
初めて都会の建造物を見たとき、
その10歳の少年のつぶやき、
「人間に似つかわしくない、幾何学的で整然とした美しい造型美、
なぜこんなに美しいものを人間が作り出せるのか」
おそらく、だいぶ自分のアレンジが加わっちゃっていますが。。。
これに近いことを言っていたように思います。
もっと、さらにアレンジを加えて説明口調にしてしまうと、
実際は、愚かだったり、
混沌としている"人間"が、
なんでこんなに似つかわしくないものを作れてしまうのかしら、と。
似つかわしくないからこそ、
憧れるが故に
原動力が生れるのかしら、みたいなふうに感じました。
上記は話題の映画"天才スピヴェット"を見ているときの私の妄想。
期待をはるかに上回る映画で、すばらしかったです。
本題のストーリーもとても感動的でしたが、
少年の独り言みたいな呟きの一言一言がなんだかキラキラしていて、
終始、心が震えるような感覚を覚えました。
実は上の妄想は、
自分が"Human Being"っていう曲を作って名づける時の妄想の再来だったもので、
強烈な印象が残りました。
って書いていくと、
僕も天才だぜ~、って読み取れなくもない、不快感な文章が出来上がりつつあるのですが、
彼は10歳!!フィクション!!、
私はXX歳!!リアル!!(笑)
"Human being" composed by Shin-ichiro Mochizuki
Shin-ichiro Mochizuki(pf),望月慎一郎
Tatsuya Shirai(cello),白井達也
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