2014/06/24

massage

人間は肩がこる生き物である。(比喩ではなく、本当に肩がこる。)
それが辛かったり、時には生活に支障をきたす。

これを解消するために、いろいろなソリューションがこの世界に生まれた。

それでもいまだに人間が人間の肩のこりをほぐすという手段が有力とされている。
肩たたきやマッサージだ。
しかし、ここにひとつ大きな問題がある。

人間Aが人間Bの肩のこりをほぐすと、
人間Aも疲労により肩がこってしまう、という恐ろしい伝播が起こるのだ。

これを熱力学の第一法則(保存則) と言う。


さらに恐ろしいことに、
実際には必ずロスが発生しており、
人間Aのがんばりは、人間Bにたいしておよそ30%しか効力を発揮しない。
残りの70%を使用できるのは北斗神拳だけなのである。

 これを熱力学の第二法則という。

これは、肩のこりをほぐそうと努力をすればするほど、
宇宙全体の肩こりの絶対量はますます増加してしまうということに他ならない。

人類が肩こりと戦っても勝ち目はない、報われる日は来ないのだ 。

2014/06/21

strength


「来るものは拒まず、去るものは追わず」、って言葉を久しぶりに耳にした。
  
以前、そのような態度は、クール、大人、紳士、な態度だと思っていたのだが、

少し年をとってから、実はそうとも限らないんじゃないか?

と思うようになった。

もちろん場合による。すべてのケースを言っているわけではないが、


上記は、「仲良く接してくれるのなら、私も仲良く接します。そうでない場合、特に干渉しません」、

ともとらえることができる。自然発生ぶっている、自然消滅ぶっているのだ。


容易に想像できるのは、 この態度は人間が傷つく確率を最小限に抑えているということ。



違う態度をとった場合、なんらかの相互作用が生まれる確率があがる。

誰かが傷つく確率も ぐっとあがる。


強い人間でないとできないことかもしれない。
(もしくは鈍感な人間にしかできないかもしれない。)

後者のアクションをとらなければならない立場の人からすると、

「来るものは拒まず、去るものは追わず」の態度は

もしかしたら弱虫の言い訳に聞こえるかもしれない。



 あぁ、、、今日の考え事はぜんぜん音楽的教訓にこじつけられない。。

2014/06/14

Boulogne

先日の演奏を非常に面白い角度で撮影していただきまして、
ちょっと気に入ってしまいオープニング部分をを公開してもらうことにしました。



"Boulogne(ブローニュ)"
composed by Shin-ichiro Mochizuki

trio#
Shin-ichiro Mochizuki(pf), 望月慎一郎,
Ko Kanza(dr), 勘座光
HIroki Nakamura(b), 中村裕希

2014/06/07

trio#

自分がリーダーでピアノトリオの演奏をするとき、
お店のスケジュール欄に"trio"に加えて"#"と書かせてもらっている。

しゃーぷ ?
タイプミス ?
文字化け ?
グループ名をエントリーし損なったの  ?
書き忘れ ?

みたいに思われた方もいたらしい。

これはコンピュータ用語の引用のつもりでした。
++という演算子で1を加えるとか、1つ次の処理に進む、
という表現があります。

これを二つ縦に連ねると
++
++
#に見えなくもない、というのも有名な話。(ネ申みたいな発想と変わらんね。。。)

つまり、2つ先に前進したい、
第3世代のための音楽を奏でたい、そんふうに思ってやっておるのです。

ピアノトリオなんて、アコースティックミュージックなんて、もう前世紀にやりつくされたよ、と感じている方も多いと思う。でも私は地味でもいいから現在進行形であり続けたい。 

 
↑"バカのくせになんか考えている図"というコメント付で友人から送られてきた写真