2014/03/30

Lily Pond

ぱっと見敷居が高くて、人に薦めても浸透した試が無いのだが、
自分は友人に教わって以来ここ何年か、譜面を書くときにLily Pondという
gnuのフリーソフトを利用している。
http://www.lilypond.org/index.ja.html


なぜ敷居が高いかというと、このソフトは言語入力で譜面を書きます。
プログラミングしてコンパイルすると譜面を吐き出してくれるという仕組みです。
たしかに、この文化がmacとかで育った音大生たちに浸透するとは思えない。。
しかし実際はすごく簡単で便利なのです。

たとえば下に例を書きました。赤い文字のところ書き換えてコンパイルするだけで
とりあえず譜面ができます。(コンパイラはlinuxでもwindowsでもmacでも動きます。)


音程、オクターブ、音符長さ、の順番におたまじゃくし情報を決めるだけです。
音程の文法はドイツ音名もどきになっております。

%Lead Sheet template

\header {
  title = "Lead Sheet template"
  composer = "Shin-ichiro Motty"
}

\new StaffGroup
<<
  \new Staff
  {
  \clef treble
  \time 4/4
  a4 b4 c'4 d'4         | e'4 f'4 g'4 a'4         | \break
  ais4 bis4 cis'4 dis'4 | eis'4 fis'4 gis'4 ais'4 | \break
  aes4 bes4 ces'4 des'4 | ees'4 fes'4 ges'4 aes'4 | \break
  a8 b8 a8 b8 a8 b8 a8 b8 | a16 b16 a16 b16 a16 b16 a16 b16 a16 b16 a16 b16 a16 b16 a16 b16 | \break

  }
>>

↓お見事






さらにおたまじゃくしにコメントを加える文法を使用すると、
  a4^"A" b4 c'4 d'4         | e'4^"Bm" f'4 g'4 a'4         | \break
  ais4^"Cb7" bis4 cis'4 dis'4 | eis'4^"Ddim" fis'4 gis'4 ais'4 | \break
  aes4 bes4 ces'4 des'4 | ees'4 fes'4 ges'4 aes'4 | \break
  a8 b8 a8 b8 a8 b8 a8 b8 | a16 b16 a16 b16 a16 b16 a16 b16 a16 b16 a16 b16 a16 b16 a16 b16 | \break



こんなふうにコード記号や音楽記号を書き足すこともできます。

ところで、 このソフトが作曲家のライフスタイルを変えると言っても過言ではないのです。  

外出中に五線紙を持っていないとき、せっかく空から降りてきてアイデアをメモすることができず、そしてそのアイデアを2度と思い出すことができなくて悔しい思いをした音楽家たちが何世紀にもわたって枕を涙で濡らしてきたと聞いています。

ほら!!見てください、五線紙がなくても文字情報、テキスト情報は紙に書いたり電話機にタイプしたり自由自在です。私は最近はもはやこのソースコードを見ているだけで音楽を頭の中で再生できます。

今に漢字をかけなくなるのと同じで楽典を忘れてしまうかもしれません。でも等価な情報を記録する術を得たのです。

さほど、オーバーに魅力を語っていないし、笑う箇所もとくにありません。
大事なのは己と言う音楽システムに情報をいつでもどこでも入出力できるということ、その価値を見直してみるのはいかがでありましょうか。そのための道具としてこのソフトはちょっと良いです。







2014/03/09

heaven

天国とか本当にあると思ってる大人が実際けっこういることに大人になってから気づいて驚いたぜ、
とか、
呆れたぜ、
とか、
そういう話を聞いた。

世の中には良かれと思ってできた嘘がいっぱいある。
「コーラばっかり飲んでると骨が溶けるわよ」
「嘘ばっかついてるとエンマ様に舌を抜かれるわよ」

そして世の中にはけっこう深読みしている人がいる。
大人が子供をしつけるための嘘とか比喩だと気づいている子供もいるらしいのだ。(可愛くないにも程がある。私はかなり大きくなるまでサンタクロースを信じていたほうだ)

そして実際のところは、教育のための嘘、と思っている大人もいるし、
本当に心からそう思いこんで訴えている大人もいる、ということらしい。

後付けでこの光景を見渡すと、これは大人とか子供とかそういう問題ではないと思えた。
指導者と信ずる者の関係における問題で、その連鎖が成人したあとに続くのも自然だ。

嘘をついても良い、迷信を信じても良い、
逆に、
騙されても良い、変な比喩だと内心思いながら認識するも良い、
winwinな関係であればそれで良い、それで良い方向にいければ良いのだな、と。


馬鹿にしたり反抗したりするのがもっとも生産性が無く、子供な態度であって、
だまされることが子供なのではない。

2014/01/30

minority

大好きだったウォッカカクテルのガラナ味、
生産停止になってしまうらしく、
「最後の在庫あげるよ」、ってお世話になっている演奏のハコにて。。

ありがとう、でも、、どうしていつもいつも。。。

私は見る目がない。
私のお気に入りはことごとく消えていく。
お気に入りのお菓子はすぐにコンビニから消える。
お気に入りの飲食店はすぐにつぶれる。
お気に入りの海外ドラマは すぐに打ち切りとなり、煙に巻くようなラストスパートでエンディングを迎える。
お気に入りのBlackBerryは日本上陸前に虫の息。
お気に入りの女性は気が付くと居なくなってる。
お気に入りのタレントはゲイであることが発覚する。

もはや、これらを歌詞にすればダークサウンドオブミュージックの完成だ。

おっとぉ!!、いやいや、ミュージックだけが私を裏切らないのではないか!!
お気に入りのミュージックは私の心に染み渡り、たとえレコードは廃盤になっても共に生きていくのである。
って、、、最後にひとこと良い事添えなくてもいいんだよ、って誰か言ってください。



2014/01/11

brain

自分は昔からこういう妙な症状の時がある。

↓
http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2008/0128/166193.htm


ある日突然、いつもとは時間のスピードが違っているように感じる症状だ。
加えていろんな事象がちょっとオーバーに感じる。
人々の笑い声とか、感情表現に対する感受性が何割か強くなる。

あまり長く症状をひきずると困るが、
頻度は低いし、自分も周囲も迷惑かからないので放っておいた。
っていうか、生き物だから、個体差とかあるから、いろいろあるさ、と。病気ととらえていなかった。

どちらかというと己の中でモードが変化するからこの事に気づいたのであって、
生れてから死ぬまであっちのほうのモードに入っていたら気づかずに一生を終えるだろう。
もしかしたら一生あっちのモードの人もいるのかもしれない。
しかし、こういうのは証明するのが難しい。脳が感じているものがその人の世界だからだ。脳の数だけ宇宙がある。僕が感じている色彩とか、僕が見て感じ取っている青色があなたにとってまったく同じ青色であることを証明できない、というのは有名な命題だ。

リファレンスが存在しないのに
「僕が感じている時間の流れは、君が感じている時間の流れより速いよね?」
なんて会話ができるわけがない。

「今日は昨日より時の流れが速いよね?」
って話をいったい誰が共感してくれるだろうか?

しかし!!
「そういうふうに感じることがあるよね」
ってwebに書き込みがされているという事実、
ちょっとそこに感動してしまったよ。

 おじさんはIT系弱いから、インターネットの恩恵とか正直今までよくわからなかった。
でも、こんなに説明が難しくて、一部の人にしか起こらない(!?)症状について、
 共感し合ってる書き込みを見つけて、ものすごく興奮しました。


補足 : この文章を見て心優しいかたがちょっと心配してくれてしまったので書き足しておきます。自分、この症状でまったく悩んでいません。あ、でた、スーパーモード!!
、みたいに楽しめるくらいでございます。すんません。。