コロナのせいなのか、連休のせいなのか、楽器を練習する時間が出来たからアドバイスちょうだい~、というお便りが増えております。
小生、とてもうれしく、とてもとても応援したいのでありますが、
時々お返事に困ってしまう質問もあります。
[困ってしまう質問]
- 演奏がかっこよくなるコードを教えてください。
- 演奏がかっこよくなるスケールを教えてください。
- 演奏が見違えるような音楽理論を教えてください。
というタイプの質問は、一般回答を持ち合わせておりません。。(涙)
それに、たいして、
[アドバイスを持ち合わせている質問]
- 無難なコードの押さえ方、教えて差し上げられます。
- 無難なフレーズの組み立て方、教えて差し上げられます。
無難、、という言葉選びはよくないかもしれませんが、
"ちゃんとした音"、"玄人っぽい音"、の組み合わせは、なんとなく音楽の歴史、ジャズの歴史のなかで出来上がって来ているので、経験則をシェアできるはずだと思うのです。
ただし、それ以前に
[押さえておこう or いっしょにトレーニングしましょう]
- 調性、tonalityってわかりますか?
- コード記号読めますか?
- コードトーンが見えてますか?
- 聴こえてますか?
- 考えればわかる?
- ってことは、絶対に濁らない音についてすでに知識をお持ちですね?
[backward]
平均律はたったの12音しかありません。
我々の知識が、濁らない音の選択肢を増やしてくれます。
- ルートを知れば1/12
- コードトーンを知れば(約)3/12
- スケールを知れば(約)7/12
音楽理論は濁らない音の選択のしかたに名称を与えているにすぎません。
これを極めても絶対に名演は生まれないと思います
。でも、名前を知ることは偉大なこと。自身のアイデアのリンク集を頭の中に作っていくことは重要だと思います。ただし、即興演奏に直結しません。
ちなみに、「セカンドアルバムの何分何秒のところのかっちょいいコードの押さえかた教えてください」、みたいな質問には答えられます(笑)
↓お便りお待ちしております。
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