↓Stereo Soundの記事
http://www.stereosound.co.jp/review/article/2017/10/20/61801.html
インタビューの中で作曲方法について書かれている部分にて、linux云々と書かれていますが、実際はlily pondというGnuのソフトウェアをよく使用しています。
(lily pondという名称は私の曲名にも引用させてもらってます。。)
このインタビューはオーディオ雑誌の企画なので、"Gnu"という単語はなかなかピンとこないであろうということで、"linux"云々と置換されております。オーディオのトピックでは"linux"もあまりピンとこないという噂もありますが。。
コンピュータの用語や歴史はさておき、、
僕の音楽の創作活動においてこの手の技術が重宝している理由は、単純にテキストベースだからです。 テキストベースで音の情報を取り扱うと、いろいろな文字列処理が使えます。僕は、lily pondのコンパイラを走らせる以前に、独自のスクリプト処理でいろいろなことを試行することが多いです。
例えば、一つの音楽的なアイデアが思いついたとき、それをどのkeyで展開しようか迷ったら!?僕はスクリプト処理で12key全種類を生成し、見渡して、再生して、一番自分の好みの響きを持つkeyを選びます。
コンピュータは当然機械的な処理が得意ですね。人間の主観は大切ではあるけど、でも上記のようなフェアな検討には妨げになることもあるかもしれません。
とかなんとか、でも最後に好みのKeyを選ぶのは人間なんです。なんでこのKeyが心地よいのか?こればっかりはどんなに音楽理論を勉強しても答えが出ません。人間、音楽、テクノロジー、上手なお付き合いができるようにしていきたいものです。
***演奏スケジュール***
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