2017/02/27

high resolution (2)

アルバムリリースにてハイレゾも扱ってもらえることになり、個人的に関心が高まっている。
オーディオに疎い私が、稚拙な言葉で少しハイレゾについて情報をまとめてみる。

ハイレゾって、結局のところどうやって再生するのか?

出版してもらう本人がこんなことを言ってはいけないが、
はっきりいってアホみたいに巨大なファイルを取り扱うことになるのだ。
そういうわけで、お気に入りだけなら良いが、すべてのデータを持ち歩きの媒体に入れるのはけっこうしんどい。
コンピュータにデータを入れて再生するか?
NAS(サーバー)にデータを入れてネットワークオーディオで再生するか?
というケースが多い。

で、このネットワークオーディオという雲をつかむような名称がクセモノである。

レコード世代、カセット世代、CD、MD、ipod世代、、、
世界中の多くのおじさんたちが時代についていけないのだが、

なかでも群を抜いて
"ネットワーク + オーディオ"、というまったく人間の興味を引き付けない、
そして何が便利なのか?こうもアピールできていない固有名詞はなかなか無いであろう。

ここでいう"ネットワーク"はインターネットを指しているのではなく、ローカルのLANやWi-Fi を指している。円盤を回すプレイヤーではない、サーバに入っているデータを再生してくれるモノ、という意味だ。

ネットワークオーディオとは、それ単体の専用機もあるのだが、
実は我々の身の回りのオーディオ機器がネットワークオーディオ機能を内蔵している可能性がある。
シアターシステム?
Blu-rayプレイヤー?
アンプ?
スマホ?

まったく違う興味で使っていたものがまさか!?

アンプってウケますね。増幅器ですからねぇ。。。昔のオーディオマニアもびっくりですよね。

円盤が世の中から無くなってくると、オーディオプレイヤーの仕事がほとんど人間の目につかなくなってきて?じゃぁアンプがプレイヤー機能を兼ねてしまえ、という発想は当然な流れかもしれませんね。


***演奏スケジュール***
******公開音源******

2017/02/21

high resolution

ハイレゾ、
なんか流行語みたいで恥ずかしい感じもするが、
個人的には反省するかの如く(ハイレゾに限らず)この手のオーディオ技術を見直している。

理由の一つに、
アルバムリリースの件で、 自分の楽曲もハイレゾ対応していただけることになり、うれしい反面、マスタリング作業では自分のオーディオに関する無知が露呈して焦った、というのがある(恥)


もう一つの理由に、
近年のオーディオ事情、モバイル事情にハッとさせられたというのがある。
悲しいことに、オーディオはもちろんPCもテレビも面倒だという人、
もはや手のひらのスマホだけでなんでもメディアの再生を済ましてしまう大人が急増している事実にびっくりした。

(上で、ハイレゾが流行語だと言ったことに矛盾しているのだが、ハイエンドユーザーはパックリ層が割れてしまっている現実。またハイレゾを主導しているのはユーザーではなくメーカーであるという悲しい現実がある)

過去の自分にも説教してやりたい。
物凄い手間暇かけて作った先人の芸術作品、あまりにチープな環境で再生していたこと、芸術家の皆さま、もうしわけありませんでした!!

莫大な費用をかけて制作し、最新の技術を導入した映画を作った数えきれない関係者様がた、大変申し訳ありませんでした!!

先日、おおはしゃぎの甥っ子のゲームセンター遊びに付き添ったのです。子供用のゲームのサラウンドシステムでさえ、私の日頃の映画再生環境を遥かに凌駕していました。今の大人は謎に偏った貧乏なのかもしれません。メディアやソフトは昔ながらの大人買いをやったり、莫大なデータをダウンロードしたりするんですよね。なのに鑑賞する環境や時間になぜか投資できないんですよ。反省。。。



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