この時代を満喫したお兄さま、おじさま世代の人のジャズ談義を聞くのが好きだ。
この頃すでにジャズはかなり複雑に、一般に理解されにくい要素を多分に持っていたが、
それでもまだ日本人の2、3割くらいが、ジャズはかっこいいものだと認知していたのではないだろうか。理解されにくいそれをフォローして理解したオーディエンスからすると、それはきっととてつもなく輝かしいものに見え、パファーマーはまるでエスパーであるかのように目に映ったと思う。
ところで、おそらく現代におけるコンテンポラリージャズの興奮のツボはこの頃からそんなに変わっていないように思われる。この延長線上でエスカレートしたり洗練されたりしている。音楽教育も豊な時代になって、エスパーの人数は昔よりだいぶ増えたかも(笑)でもジャズかっこいい、って思ってる人口は減ったね、きっと(涙)
さて、自分もあんな興奮を胸に秘めて、エスカレートしていきたい。
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